まず出張の時系列を一枚にする

自宅、駅、空港、ホテル、会食場所から出張調査の開始地点を選ぶ経路図
開始地点が変われば、必要な調査時間、移動、交通費も変わります。

確定していない部分は推測で埋めず、「本人から聞いた」「予約表で適法に確認した」「未確認」を分けます。

項目 伝える内容 分からないときの書き方
出発 日付、自宅を出る時刻 午前、出発前後1時間など幅を持たせる
交通 新幹線、航空便、社用車 便名・列車は未確認と書く
到着 駅・空港、現地移動 利用する出口は不明と伝える
宿泊 ホテル名、宿泊日 地域だけ分かるなら、その範囲を書く
仕事・会食 会場、開始・終了予定 本人から聞いた予定と明記する
帰着 帰る日、交通、到着予定 変更の可能性を書く
本人識別 最近の写真、服装、荷物 車なら車種・色・ナンバーを添える

出張の予定を入手するために、端末や勤務先システムへ無断で入ることは勧めません。本人から共有された予定、自分宛ての連絡、家族が適法に確認できる情報を使います。

開始地点は三つの案で比べる

自宅や勤務先から追う

出発時点から本人を確認しやすく、交通手段が変わっても追跡を続けられる可能性があります。一方、移動時間がそのまま調査時間に加わり、遠方なら調査員の交通・宿泊費も増えやすくなります。

駅・空港で引き継ぐ

駅・空港での引き継ぎは、利用便や到着時刻、本人の服装が分かる場合の候補です。自宅からの長い移動を省ける可能性がありますが、到着ロビーや改札が複数ある、便が変更される、人混みで本人を確認できないといった条件があります。

ホテル・会食先など現地で待つ

ホテル名や会食場所が確かな場合は、現地から始める案を聞けます。滞在先が広い地域までしか分からない場合や、入口が複数ある場合は、現地待機だけで本人を確認できるとは限りません。

最初から一案に決めず、同じ時系列を渡して「どの開始場所なら対象者を確認しやすく、費用も抑えやすいか」を説明してもらいましょう。

全国対応でも遠方費用は同じとは限らない

原一探偵事務所は全国対応と全国のネットワークを案内し、見積もりでは必要経費を含める方針を示しています。相談時は、出張先の地域から調査員を配置できるか、表示された総額に交通、宿泊、車両、高速、駐車がどこまで入るかを確認します。

ALG探偵社は、電話見積もりや遠方からの郵送契約を案内しています。ALG探偵社は、料金FAQで移動費用・交通費を調査料金とは別項目として説明しています。相談や契約を遠隔で進められることと、現地への実費が不要であることは別です。

二社へ同じ日程を伝え、各社の案内を踏まえて次のように質問します。

  • 原一には「現地から始められるか。必要経費を含む最大総額はいくらか」
  • ALGには「出張先地域で受けられるか。労務費と移動・交通費を分けると総額はいくらか」

全国対応という表示だけで安さや受託を判断しないでください。

見積書は出張ごとの費用に分ける

出張調査の見積もり確認項目
  1. 開始地点と開始時刻
  2. 調査員の人数と予定時間
  3. 駅・空港・県境をまたぐ移動の扱い
  4. 交通、高速、駐車、車両、宿泊の内訳
  5. 予定変更や欠航時の変更・キャンセル条件
  6. 延長前の承認方法と上限
  7. 対象者を確認できない場合の終了時刻
  8. 写真・動画・報告書の受取方法

たとえば「ホテルまで追う」と「ホテルから始める」では、同じ出張日でも時間と経費が変わります。見積書に一式としか書かれていない項目は、何を含むかを質問します。追加料金の確認方法は探偵の追加料金が発生しやすい項目にもまとめています。

国民生活センターは、複数社から見積もりを取り、調査方法、料金内訳、解約・キャンセル条件を確認するよう案内しています。出張の予定変更は珍しくないため、日程変更時の費用は契約前に必ず確認してください。

調査の目的に合わせて終了条件を決める

短い出張中に「すべての行動を知りたい」とすると、調査時間が長くなりやすく、終了判断も曖昧になります。

  • 誰と会うかを確認したい
  • 会食後にどこへ行くかを確認したい
  • 特定のホテルへ二人で出入りするかを確認したい
  • 帰りの便まで追う必要があるかを相談したい

目的の優先順位を一つ決め、「確認できたら終了」「確認できなくても午前0時で終了」「延長は連絡を受けてから承認」のように上限を置きます。どの場面が法的な証拠として十分かは事情によるため、離婚や慰謝料請求を考えている場合は、必要な場面を弁護士にも確認してください。

出張当日より前に受託可否を聞く

原一探偵事務所は状況により当日調査を相談できる旨を案内していますが、出張先、調査員の空き、開始情報、契約手続きによって対応できないことがあります。新幹線や航空便の時間が分かった段階で、いつまでに契約判断が必要かを聞きます。

遠隔で契約する場合も、重要事項説明、契約書、見積書を読み、連絡が取れないときの延長や中止の扱いを確認します。家族共有のメールや端末へ通知が出ない連絡方法も決めておきましょう。

出張先の地名に加えて、日時と移動予定を伝える

出張先での浮気調査は、遠いか近いかだけで決まりません。本人をどこで確認できるか、現地から調査員を配置できるか、交通・宿泊・車両を含む総額はいくらかで判断します。

出発、移動、宿泊、会食、帰着、写真、車両を一枚にまとめ、分からない部分は未確認と書いてください。同じ時系列を二社へ渡し、開始地点の提案と最大総額を比べることで決めましょう。