探偵選び・契約探偵と契約する前のチェックリスト
探偵と契約する前に確認したい、調査内容、料金総額、追加費用、成功条件、報告書、解約を、署名前のチェックリストで解説します。
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調査日を逃したくない気持ちは分かるよ。でも、分からないまま署名すると、あとで料金や、どこまで調べてもらえるかでもっと迷うことになる。まず七つだけ一緒に確認しよう。
契約書を前にしても、「今日署名しなければ調査日を逃す」と急ぐ必要はありません。分からない項目を残したまま署名しないでください。
探偵との契約前に大切なのは、担当者を信用できそうかという印象だけではありません。調査内容、料金、追加条件、報告、解約などが、口頭説明と同じ内容で書面に残っているかを確認します。
署名前の七項目
「目的と対象」「日時・場所・方法」「人数と時間」「総額と追加料金」「成功条件」「報告」「解約」を確認します。不明点があれば署名せず、書面を持ち帰って質問しましょう。
1. 調査の目的と対象
誰の、どの行動を、何のために調べるのか。調査の目的と対象を確認します。「素行調査一式」だけでは、依頼者が知りたいことと調査内容が一致しているか分かりません。
事実確認なのか、特定日の行動確認なのか、今後の話し合いに使う報告が必要なのか。相談時の目的が書面へ反映されているかを見ます。
2. 日時・場所・調査方法
開始日時・場所、終了時刻、調査方法を確認します。対象者の移動手段が変わった場合や、指定場所に現れなかった場合の対応も聞きましょう。
3. 調査員数と時間
1時間料金の対象、最低時間、延長単位を確認します。延長前の連絡と、連絡不能時の扱いも重要です。
4. 総額と追加料金
警察庁の解釈運用基準では、契約前書面で概算額・上限額・算出根拠を明らかにする考え方が示されています。
| 料金欄 |
確認すること |
| 基本料金 |
人数・時間と税込額 |
| 経費 |
車両、交通、宿泊、機材 |
| 報告書 |
作成費、追加部数、データ |
| 延長 |
単位、単価、上限、承諾方法 |
| 成功報酬 |
成功の定義と金額 |
| キャンセル |
発生時期と金額 |
署名前に、口頭で聞いた内容と契約書の七つの項目を一つずつ照らし合わせます。
「実費別途」「状況による」という欄には、想定項目と確認方法を追加してもらいます。
5. 成功条件と結果が出ない場合
成功報酬型なら、何ができたときに成功となるかを具体的に確認します。期待した写真が撮れなかった、対象者が外出しなかった、途中で見失った場合に、着手金や実費をいくら支払うかも聞きます。
成功の言葉は、場面に置き換えよう。「二人が会ったら?」「店に入ったら?」「写真が撮れたら?」と一つずつ聞くのよ。
6. 報告の時期と内容
報告時期と、写真・時刻の記録方法を確認します。報告書の見本では、自分の目的に必要な内容が含まれるかを見ましょう。
7. キャンセル・解約・日程変更
調査前に予定が変わった場合、何日前からキャンセル料がかかるか。契約全体を解約する場合、手配済みの人員・車両費をどう計算するか。規定を一緒に受け取ります。
保存して使う署名前の最終チェック
- 口頭で聞いた内容が書面に入っている
- 見積総額と追加料金の条件を説明できる
- 延長前の連絡方法と上限が決まっている
- 成功・失敗を具体的な場面で説明できる
- 報告書の内容と受取時期が分かる
- 解約・変更の条件が手元にある
- 今日署名しなくても書面を持ち帰れる
契約書を持ち帰って比較してよい
国民生活センターは、複数の探偵業者から見積もりを取り、調査方法、料金内訳、解約料を詳しく確認するよう案内しています。契約書を持ち帰り、同じ条件でもう一社の説明を聞くことは、納得して選ぶために役立ちます。
七項目を自分の言葉で説明してから署名する
探偵との契約前は、目的、日時、体制、料金、成功条件、報告、解約を確認します。警察庁が案内する重要事項説明書と契約内容を明らかにする書面を受け取り、口頭説明と一致するか見てください。
いま受け取っている契約案に迷う欄があるなら、まず別の無料相談でも同じ条件を伝え、見積もりと説明を比べましょう。不明点を解消してから、依頼するか判断してください。
参考資料・出典
書面の名称や構成は事業者によって異なります。口頭説明と重要事項説明書・契約書の内容が一致するか確認してください。
- 警察庁:探偵業について(確認日:2026年8月15日)
- 警察庁:探偵業法の解釈運用基準(確認日:2026年8月15日)
- 国民生活センター:探偵業者の選び方を教えてほしい(確認日:2026年8月15日)