相談から契約までを四段階に分ける

相談したら断れないと感じるのは、電話の先にある手続きが一続きに見えるからです。実際には、次の四段階に分けて考えられます。

段階 すること その場で決めなくてよいこと
相談 困りごとと分かっている事実を話す 調査を依頼するか
見積もり 調査方法、人数、時間、総額を聞く どの事業者と契約するか
比較 二社の条件と説明を書面で比べる 安い方にすぐ決めるか
契約 内容に納得した一社と書面を交わす 不明点を残したまま署名するか

相談の途中で面談を案内されても、都合がつかなかったり、気持ちの整理がついていなかったりするなら、日程を決める必要はありません。「まず電話で必要な情報と料金の考え方を聞きたい」と伝えます。

女性が自宅へ持ち帰った二つの見積書を落ち着いて比べる様子
見積書を持ち帰るところまでを最初の一歩と考えれば、電話の勢いで契約を決めずに済みます。

相談・見積もりのどこまでが無料か確かめる

無料相談と書かれていても、契約後の調査まで無料になるわけではありません。電話や面談、見積書の作成のどこまでが無料かを最初に確認します。

たとえば、次のように聞けます。

  • 今日の電話相談に費用はかかるか
  • 見積書の作成まで無料か
  • 面談を受けても契約しない選択ができるか
  • 見積もりの有効期限はあるか
  • 契約しない場合に返却する資料はあるか

相談の前に何を伝えるか迷うなら、無料相談で聞かれる六つの項目を一枚にまとめておくと、聞きたいことを忘れずに話せます。

見積もりは同じ条件で二社へ頼む

二社へ違う日時や予算を伝えると、金額の差が事業者の違いなのか、調査条件の違いなのか分かりません。同じメモを使い、同じ順番で質問します。

二社へ同じように聞く六項目

  1. どの日時と場所から始めるか
  2. 想定する調査方法
  3. 調査員数と調査時間
  4. 車両費・交通費・報告書を含む総額
  5. 延長の単位と、延長に同意する手順
  6. キャンセル料が発生する時期と金額

一番低い数字だけで決めず、「同じ日の同じ時間帯を調査した場合の支払総額」にそろえます。見積書に「実費別途」「状況による」とある項目は、想定する費用と確認方法を書き足してもらいましょう。

国民生活センターは、複数事業者の見積もりを取り、料金内訳やキャンセル料の説明を比べるよう案内しています。ここでは、受け取った見積書を持ち帰り、契約前に六項目を同じ条件にそろえます。

持ち帰るときは短い一言でよい

詳しい断り文句を準備する必要はありません。相談の最初と、見積もりを受け取るときに、決める段階を伝えます。

相談の最初
「今日は相談と見積もりまでお願いします。内容を持ち帰り、家で比較してから連絡します」
見積もりを受け取るとき
「調査方法と総額をもう一社にも確認してから決めます。回答は後日でもよいですか」

その場で署名や支払いを求められ、内容を理解できていないなら、いったん止めます。「日程が埋まる」と言われても、人数、時間、総額、キャンセル条件が分からないまま契約する理由にはなりません。

調査したい日が近くても確認項目は省かない

配偶者やパートナーが外出する日が迫り、早く依頼先を決めたい場合もあります。急ぐときは、比較をすべて省くのではなく、質問を六項目に絞ります。

開始できるかだけでなく、何名で何時間を想定するか、経費込みの上限はいくらか、予定変更時の料金はどうなるかを書面で確認します。一社目の説明で不明だった点を二社目にも聞けば、短い時間でも条件を比べられます。

希望日に間に合わない場合は、法令に反する方法や、相手の端末を無断で確認する方法へ進まず、次に外出する可能性が高い日時を絞るための情報を相談します。

ALGは相談・見積もり無料と電話見積もりを案内

ALG探偵社は公式FAQで、相談と見積もりは無料で、電話でも見積もりに対応すると案内しています。ALG探偵社の見積書は、メール、LINE、FAXなどで受け取れると案内されています。

面談や契約へ進む前に、調査を始める日時と場所、人数、時間、経費を含む総額を聞き、書面で受け取る方法を確認できます。匿名で相談できても、契約時には本人確認と書面手続きが必要です。相談と契約は分けて考えましょう。

原一は相談後の契約が必須ではないと案内

原一探偵事務所は公式FAQで、相談と見積もりまで無料と案内しています。また、相談をした後に契約する必要はなく、信用できる会社かを判断してよいこと、調査を無理強いしないことも示しています。

相談時には「今日は見積もりまで」と伝え、何を何名で調べる計画なのか、見積もりに何が含まれるのかを聞きます。見積もり外の料金が発生しないという案内についても、自分の見積書で対象項目と条件を確認してください。

契約前は口頭説明と書面を照らし合わせる

比較して一社へ絞った後も、電話で聞いた内容と契約書が一致するか確認します。

  • 調査の目的と対象
  • 開始日時、場所、方法
  • 人数、時間、延長
  • 経費込み総額と支払時期
  • 報告方法
  • キャンセルと解約

分からない欄があれば、署名の前に質問します。契約前の七つのチェック項目も、口頭説明と書面を照らし合わせるときに使えます。

見積書を持ち帰ってから契約日を決める

探偵へ相談しても、その場で契約を決める必要はありません。相談、見積もり、比較、契約を別の段階に分けます。

ALGでは相談・見積もり無料と電話見積もり、原一では相談後の契約が必須ではないことを公式FAQで確認できます。「今日は相談と見積もりまで」と伝え、調査方法、人数、時間、経費込み総額、キャンセル条件を二社へ同じように聞きましょう。