一名単価はチーム総額ではない

ALG探偵社は、浮気などの行動調査を「一時間六千六百円(税込)/調査員一名」と公開しています。二名で動く見積もりなら、公開単価は一名分なので、二名分を計算に入れます。

見積書では、次の欄を順に見ます。

見る欄 確認すること
時間単価 税込みか、一名分かチーム分か
実施人数 調査中ずっと同じ人数か
調査時間 最低時間と終了条件は何か
車両・交通費 基本料金に含むか、実費か
機材・報告書 別料金になるものはあるか
延長 単位、人数、上限をどう計算するか

たとえば「一名一時間」の金額だけを二社で比べても、一方が二名、もう一方が三名なら支払額は比較できません。人数と時間をそろえ、経費を足した総額で比べます。

詳しい料金体系の違いは、時間制・パック・成功報酬の見方もあわせて確認してください。

徒歩と車の移動場面で二人の調査員が異なる役割を持つ様子
人数を聞くときは、尾行、張り込み、車両対応、交代など一人ずつの役割まで確認します。

二名体制には、尾行をつなぐ役割がある

対象者が徒歩で駅へ向かい、混雑した改札を通り、電車へ乗る場面を考えてみます。一人だけで尾行すると、切符売り場や階段、人の流れで対象者を見失うことがあります。二人なら、一人が距離を保ち、もう一人が先回りや交代に回れます。

車で移動する可能性があるなら、運転しながら状況を記録することはできません。徒歩班と車両班に分かれる、駐車中に一人が対象者を追うなど、役割が増える場合があります。

一方、開始場所と時間がかなり絞れ、短い張り込みだけで目的を満たせるなら、人数や時間を抑えられる可能性もあります。ここは「浮気調査は必ず二人」と決めつけず、自分の場面で説明を受けるところです。

見積もりでは一人ずつの役割を聞く

見積書に「調査員二名」とあったら、次のように質問します。

人数の根拠を確認する質問

  1. 一人目と二人目は、それぞれ何を担当しますか
  2. 対象者が徒歩だけなら、人数は変わりますか
  3. 車や電車へ乗り換えた場合、何人・何台になりますか
  4. 調査中ずっと二名ですか、交代時間がありますか
  5. 人数を減らすと、見失う可能性や調査方法はどう変わりますか
  6. 車両・交通費・報告書を含む総額はいくらですか

「通常は二名です」という説明だけで終わらせず、自分が相談した日時と移動手段に結び付く理由を聞きましょう。人数を減らした場合の違いまで聞くと、価格と調査方法を一緒に比べられます。

国民生活センターは、複数事業者の見積もりで調査方法や料金内訳を比べるよう案内しています。人数については、一人ずつの役割と、その役割が料金にどう反映されるかを確認します。

ALGと原一には同じ場面を伝える

ALGへ相談するときは、公開されている一名単価を起点に、実際の人数、最低時間、車両費、報告書、延長を含む総額を聞きます。料金表から自分で二倍、三倍と決めるのではなく、担当者が提示する見積書で確認してください。

原一探偵事務所は、調査日数やプランを打ち合わせたうえで無料見積もりを出すと案内しています。現行公開ページでは人数別の単価を確認できないため、同じ日時・開始場所・移動手段を伝え、何名で動く見積もりか、その理由と料金に含まれる費用を聞きます。

二社へ違う条件を伝えると、金額差の理由が分からなくなります。次の五項目を同じにしましょう。

  • 調査したい日と時間帯
  • 開始できそうな場所
  • 対象者の主な移動手段
  • 分かっている行動予定
  • 予算上限と、超えそうなときの停止条件

人数を減らす前に、調査範囲を絞る

予算を抑えたいとき、単純に二名から一名へ減らすだけでは、見失って別日にやり直す負担が増えることがあります。怪しい曜日・時刻・立ち寄り先を整理し、調査時間帯を絞れるか相談しましょう。

人数と時間のどちらを調整した方が目的に合うかは、場面で変わります。証拠を必ず取れる人数や時間は約束できないため、「この条件なら何を確認でき、何が難しいか」を聞くのが現実的です。

見積もりを比べるときは、同条件で探偵の見積もりを比較する方法の項目を使うと整理しやすくなります。

調査員一人ずつの役割とチーム総額を聞く

一名料金は、実際の調査チーム全体の料金とは限りません。一名単価、実施人数、時間を掛け、車両・交通費、機材、報告書、延長を分けて、最後に支払う総額を確認します。

人数が多いか少ないかだけでは判断せず、尾行、張り込み、車両対応、交代など一人ずつの役割を聞きましょう。同じ日時と移動手段をALGと原一へ伝えれば、必要人数と総額の根拠を並べて比較できます。